2012年5月22日火曜日

ひとこと

もうひとつ書きたいことがあったのを思い出したので。

僕がカメラを買う際に、「なぜ買うのか」について分析したことがあります。
欲しいから、で終わっても良かったのだけど、それなりにいい値段がするし、何より目的を持って購入したかったので、もう少し踏み込んで考えてみることにしたのです。

写真なんて携帯でいくらでも取れるような時代なので、中途半端な答えしか出てこないようなら買う意味がないと思ったのもひとつあります。

それで、考えたところ、最終的に行き着いたのは、「人を感動させられるような写真を撮りたい」ということでした。
プロではないので、そんなにすごく感動できるような写真は撮れないかもしれませんが、そのとき思ったことは、「自分が感動できる時間と空間を切り取って他の人に見せたとき、同じように感動してもらいたい(=自分の感動に共感してほしい)」ということでした。

見た人すべてがそうでなくても、たとえ1人だけでも自分の感動に共感してくれたらいいな~などと思ったわけです。

それがこの度の金環日食でどうやらひとりの共感を得られたようでした。
Facebookへ投稿した写真に、あるひとつのコメントが寄せられ、それを見た僕はとても嬉しく思いました。
その人は、天気が悪かったためか金環日食が見られなかったようで、僕の写真が金環日食の記憶になるとコメントしていました。

多少過ぎたお世辞ではありますが、それがお世辞であっても嬉しいひとことです。
自己満足で終わることも良いかもしれませんが、僕の写真を撮るひとつの目的として、自分以外の他の人にも楽しんでもらいたいという点については、これからも変わらず持ち続けたいと思いました。

0 件のコメント: