この度、Sony α7IIを購入しました。
フルサイズセンサーはD600を持っているんですが、色々思うことがあって、マウント替えではなく、とりあえずマウント追加と言う形で。
なぜ購入に至ったのかについてメモしておきます。
1. Nikon D600への不満
重い
少しでかい
これくらいでしょうか。あまりそれ以外の不満点はないんです。写りはきれいだと思うし、使えるレンズの種類も豊富だし。
でも重さはときに大きなデメリットとなります。
「疲れたからカバンに仕舞っちゃおう」
「重いから持ってくのやめとくか」
撮る楽しみは今でもあるのですが、撮る意気込みが必要以上に要求されるのです。
そういう楽しみ方もいいでしょう。でも、もっと気軽に写真を撮りたいこともある。
2. なぜα7IIなのか(購入動機)
前から気になってはいたのです。青い池の写真で有名な方のブログなどを見たりしていたので。
それはそれとして、自分として大きかったのはこれ。
小さい
軽い
小ささ、軽さは正義です。さすがにコンデジのように小さくはないですけど、3/4くらいの感覚で取り扱えます。
写りの良さ
購入1週間前に、某ビックカメラの一角でαシリーズの宣伝用セミナーが開かれていたので聞いてました。30分くらいだし、途中で飽きたら帰ろうというくらいの気持ちで。
無料セミナーだし、いろんなレベルの人達がいるので、ところどころ適当なことを言ってたりもしましたが、見せられる写真が良かったのです。特に高感度のものが。
D600で写真を撮るときはどんなに上げても1600ってところでした。でも、α7IIならもっと高感度で撮れるかもしれない。そんなふうに期待できるものでした。
3. α7IIへの不満
そんなこんなでα7IIを購入したのです。
まずは不満なところからw
バッテリー
いや、減りが早いというのは聞いてた話で、そこは問題じゃない。問題ですけど。ただ、明日撮影に行くから満充電しとこう→翌朝確認してみたらバッテリー残87%って。。
そういうものだと諦めればいいのかもですけどね。
容量大きめのUSBバッテリーチャージャーを追加で購入しました。。
メニューが分かりにくい
「購入当初は、まだ使い初めて間もないし、そのうち慣れるでしょ」って思ってました。確かに、本当によく使う機能については、体が覚えてくれました。
ただ、それ以外のメニュー。メニューのカテゴライズ。これが非常に分かりにくいです。
一覧表にしてまとめてくれているサイトがありましたが、、いちいちユーザがそういうものを作らないといけないというのはいかがなものかと。
レンズが高い
種類が少ない
Eマウントレンズは高いです。タムロン、シグマなどの互換レンズもないです。。
4. α7IIのいいところ
軽い
小さい
小ささはまあまあです。でもやっぱり軽い。
軽いといつもの荷物+αとして持ち出したくなります。今までのデジイチだと、カメラ+αで何か荷物、という感じでしたから。
撮って出しできれい
「きれい」の感覚は人それぞれです。なので、これは自分の感性として、の思いです。
D600であれば現像ありきで撮影して、帰ってからRAW現像が必須でした。でも、α7IIならそのままでもほぼOKな写真も出してくれます。
小さく持ち出しやすくなったことで撮影機会が増えそうですが、これなら必要なものだけRAW現像する、という運用ができそうです。
仕事ではなく、あくまで趣味としてやっているのだから、自分が楽しければいいのです。
マウントアダプタが豊富
割りといろんなマウントに変換できるアダプタが出回ってます。
Eマウント向けのレンズが高くてα7IIはボディのみの購入とし、レンズは手持ちのものを使いたい。。そこで見つけたのがRayqualさんのアダプタNFG-SaEです。これがあればα7IIボディEマウント→Nikon Fマウントレンズへの変換が可能です。
先人たちがα7をオールドレンズの母艦として使用しているとの情報が出回ってたので、見習ってNikon AIレンズを装着しました。
AIレンズはD600のときに装着して使ってみたことはあるのですが、ピント位置をつかむのが難しく使いきれていませんでした。。でも、α7IIだとフォーカスセットやピーキング機能がサポートしてくれるので、マニュアルレンズでも十分撮影できます。
5. 最後に
今回α7IIを購入したので、D600と比較するとどうしても前者寄りに鳴ってしまいますが、D600の方が優れていることももちろんあります。
設定の変更のしやすさ、電池の持ちといったところは小さなことかもしれませんが、設定変更などはストレスを感じさせず直感的に操作できるのでポイントが高いです。
マウント替えではなくマウント追加となったので、しばらくは両方のカメラを使い分けて使っていこうと思います。