構図がどうだとか、白飛び、黒つぶれがないとか、階調がきれいに出てるとか、細かいところはいろいろありますが。
最近、少し意識していることを書いてみます。
写真を見るツール
世間一般で、個人が撮った写真を見る機会が多いのは、
- スマートフォン、タブレット
- PC
こんなところかと思います。
新聞や雑誌、広告といったメディア類は、ここでは都合よく省きますw
私たちが普段、写真を見るときのステップについて
上記のような端末で写真を見る場合、
- まずサムネイルを見る
- サムネイルを選択することで拡大写真(オリジナルに近いサイズの写真)を見る
といったような流れとなります。
私の経験上、1 をクリアできないと 2 のステップへ進むことはほとんどありません。
Flickrなどの写真SNSで他の方の写真を見渡すとき、まずはサムネイルをざっと流し見して、気になる写真のみオリジナルを見て、細部を見て・・・、となるあの感じです。
「良い写真」の条件とは
したがって、まずサムネイルで気に入ってもらえない写真の閲覧数は伸びず、お気に入りもされないわけです。
このように考えると、良い写真としての条件のひとつに、
サムネイルとして見たときにも見栄えのする写真
が挙げられると思います。
もう少し「良い写真」の条件について考えてみる
それでは「サムネイルとして見たときにも見栄えのする写真」とは何なのか?
ということですが、シンプルな写真のことを言うんじゃないかと考えてます。
「シンプルな写真」を別の言葉で言い換えると、こんな感じ。
- 撮るべきものを絞っている
- いろんなものを一枚の写真で見せようとしていない
FlickrのExploreの写真を眺めていると、この写真は「夕焼け」を、こっちは「花びら」を、これは「山並み」を、とすぐに言葉が出てくるものが多いです。そして、言葉にできる写真はシンプルで、もっと大きなサイズの写真を見たくなります。
「シンプルな写真」を撮るためには
この方法がつまり、「三分割法」などなどのお話だったりするんだろうと思います。結局はここに行き着くわけですね。
実際に写真を撮ってみると・・・
「主題を決めてシンプルな写真を」と考えながら撮ってみて、すぐできるようになるなら誰も苦労しないですよねw
難しい。想像できないくらい難しい。
ファインダーを覗いてみると、あれも入れたい、これも入れたいとなり、結局ごちゃごちゃした写真になってしまいます。こんな写真がシンプルな写真の訳がない。。
細部にこだわりすぎて全体としては破綻した写真になっちゃったりね。。
でもこちとら趣味だし!遊びだし!
良い写真は撮りたいけど、いろいろ考えすぎて撮れなくなるのももったいない話です。少しずつ「良い写真」に近づけていけたらいいな。